made_in_west


商品開発と売り先開拓のバランス

  • 2013年1月18日(金) 13:12 JST
  • 投稿者:
    matsumoto


関西のものづくり企業の技術力をクリエイター視点で再編集し、ものづくりの新しいスタンダードを確立しようとするプロジェクト「made in west」。平成24年度には、新たなメーカーとの連携による商品開発とともに、百貨店などでのフェア出展など、出口開拓に力を注いでいます。11月の大阪・高島屋でのフェアを前に、OPUS DESIGNの神崎恵美子さんに、今年度の動きについてうかがいました。

展示会・フェアへの出店

2012年は2月と9月に、東京・日の出TABLOIDでの展示会「EXTRA PREVIEW」に出展しました。
初年度はmade in westのコンセプトを知っていただくため、全ての商品を取り扱いいただける売り場に、販売を委託する形を取ってきましたが、今年度からは商品の買い取りを条件に、一部の商品のみを卸すという展開も始めています。取扱店舗数は、展示会出展ごとに1.2倍に増えています。

また本年度は百貨店へのフェア出店を積極的に行っています。4月と11月には松屋銀座、5月には大丸神戸店、9月には渋谷PARCO、そして11月には大阪高島屋と続いています。直近に出店する大阪高島屋は、全館で「大阪ええモン 2012 winter」[11/2(金)〜13(月)]と題して、

大阪の企業、大阪産のモノにスポットを当てた展開を行い、それと連動するかたちで期間中、1Fエントランス前の展示スペースに出店させていただきました。
このように、百貨店からは半年に一回など、フェアの定期的開催のオファーをいただいています。また最近ではリーシング(店舗出店)のお話をいただくこともあります。まだ時期尚早だとお断りしていますが。





フェアに合わせた商品開発


展示会やフェア出展では、SS(春夏物)、AW(秋冬物)など、シーズンに合わせた商品展開を意識しています。高島屋のフェアでは、ヤクウールのレッグウォーマー&靴下、カシミヤストールなどの新商品を開発しました。
ヤク糸を使ったレッグウォーマー&靴下は、靴下の街・奈良県広陵町に工場を構えるヤマヤ株式会社と共同開発しました。同社とはこれまでオーガニックコットンの靴下を開発していましたが、今回は薄くて暖かいヤク糸を使い、ヤク糸のままの色の商品にしました。











カシミヤのストールは、明治43年に泉大津で創業した細川毛織株式会社と共に開発しました。
同社とは「せんば適塾」のマッチング会で出会っています。アザミの実を使ってカシミヤを起毛させ、端の部分をミシンステッチで可愛らしく仕上げています。


商品開発と売り先開拓のバランス


「made in west」では現在、20社のメーカーと連携してものづくりを行っています。メーカーに「関わって良かった」と思ってもらうためには利益を上げてもらう必要がありますが、そのためには売り場が必要です。流通網を広げていく動きは、今後とも進めていきたいと思っています。
でも、私たちが本当に実現したいのは、真に商品力のあるものづくりです。私たちが得意とするデザインを活かして、ものづくり企業と一緒により多くの商品を開発していく方に注力できればと思っています。そのため、made in westのコンセプトを、より理解していただける全国のSHOPなどと、しっかりパートナーシップを確立し、フェアを委ねていく体制づくりが必要だと考えています。
 


一方、いくつかのメーカーさんとの開発商品の中では、注文がつきすぎて生産が追いつかないものも出てきています。そういうところとは、連携できる外注先を一緒に見つけていこうとしています。

オプスデザインのツボ

山納さん・示会出展はB to B、つまりショップ向けの販路開拓、フェア出展はB to C、つまり最終消費者向けの販売です。


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